源氏物語〈巻2〉 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
光源氏の不倫の皇子を生んだ藤壺の女御の出家、兄朱雀帝の寵愛する朧月夜との密会の露見、物の怪となって葵の上に取り憑いて死なせた六条の御息所との別離、若紫との新枕と花散里との淡い恋など54帖の骨子となる場面が展開
内容(「BOOK」データベースより)
光源氏の不倫の皇子を生んだ藤壼の女御の出家、兄朱雀帝の寵愛する朧月夜との密会の露見、物の怪となって葵の上に取り憑いて死なせた六条の御息所との別離、若紫との新枕と花散里との淡い恋など五十四帖の骨子となる場面が展開。
今昔物語集 本朝部〈中〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
本冊に収めるのは巻19から巻26まで,物語性豊かで世俗臭の濃厚な説話群となる.天狗異類譚,因果応報譚などの仏教関連説話から,栄華を極めた藤原一門,怪力無双の僧俗男女,芸道術道の名人上手のエピソード,台頭してきた平安武士の棟梁源平二氏の武勇,地方の民間伝承など,多様な題材の珍譚奇聞が読者を魅了する.
内容(「BOOK」データベースより)
本冊は巻十九「本朝付仏法」から(巻十八・巻二十一は欠巻)。天狗異類譚・因果応報譚から、栄華を極めた藤原一門、怪力無双の僧俗男女、芸道術道の名人上手、台頭する武士の棟梁源平二氏の武勇など、多彩な題材の珍談異聞の数々。
現代語訳 平家物語 中 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
「祇園精舎の鐘の声…」で始まる平家滅亡の壮大な軍記物語を、『咲庵』などの傑作で知られる戦前の芥川賞作家、中山義秀の名訳でまとめた現代語訳版。中巻では、勢力を挽回した源氏が富士川の合戦で平家の大軍を破る場面から、木曾義仲討伐に向かった平維盛の倶利迦羅谷敗北、屋島に落ちのびた平家が義経率いる源氏に一の谷の合戦で惨敗するまでを描く。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中山 義秀
1900‐69年。小説家。福島県生まれ。早大時代に横光利一らと知り合い、卒業後に三重県津中学の教員となってから「早稲田文学」に参加。教職を追われ妻と死別後の13年に『厚物咲』で芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
新釈雨月物語;新釈春雨物語 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
世にも清潔に、かつ澄みきった怖ろしさ、凄さ!魔道に堕ちた上皇の苦悩をえがく傑作「白峯」、人間の羈絆を脱して鯉に化した僧の眼にうつる絶美の自然をえがく「夢応の鯉魚」…作者上田秋成による透徹した美の追求から創造された彫刻的な文体を、独行好学の作家の創意にみちた現代語訳で贈る。
源氏物語〈巻10〉 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
千年の時を超えて描く男と女の愛の真実
瀬戸内寂聴の名訳で贈る大ヒット話題作
待望の新装版、巻十完結
宇治の山荘を訪ねた匂宮は、薫を装い浮舟と契る。2人の男の間で揺れ迷う浮舟は、苦悩の末に死を決意。入水を図るも果せず、助けた横川の僧都により受戒、出家する。生存を知った薫は便りを寄せるが、浮舟は拒絶し会おうとしない。大長編小説「源氏物語」54帖、圧巻の完結篇。
内容(「BOOK」データベースより)
宇治の山荘を訪ねた匂宮は、薫を装い浮舟と契る。二人の男の間で揺れ迷う浮舟は、苦悩の末に死を決意。入水を図るも果せず、助けた横川の僧都により受戒、出家する。生存を知った薫は便りを寄せるが、浮舟は拒絶し会おうとしない。大長編小説「源氏物語」五十四帖、圧巻の完結篇。
萬葉集釋注〈8〉巻第十五・巻第十六 (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
歌群ごとの釈注による、壮大な万葉物語。
東歌やさまざまな長篇・短篇歌物語が収められる第七・八巻。最後の第九・十巻は、防人歌を含む大伴家持の歌日誌を基に構成されるが、天平宝字三年春の家持の賀歌をもって万葉集は幕を閉じる。
内容(「BOOK」データベースより)
巻一~十四に対する付録的性格を持つ巻十五と巻十六とを収録。天平八年度の遣新羅使一行の羈旅歌群を前半に、越前に配流された中臣宅守と都に残る妻との贈答歌群を後半に据える巻十五は、他に類をみない長編歌物語集。巻十六は、異常な因縁に支えられたおもしろおかしい短編歌物語を収めた歌巻である。肩肘をはらずにひたすら歌を楽しむ万葉びとの一面が『万葉集』の世界を広げる。
萬葉集釋注〈5〉巻第九・巻第十 (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
万葉びとの独自の七夕伝説も展開される。
「柿本人麻呂歌集」を古典的な規範と仰ぎ、奈良朝の私歌集群(「高橋虫麻呂歌集」「田辺福麻呂歌集」)や出典未詳歌群を並べる巻九(一五一首)、巻十(五五四首)を収録。伝説歌人・高橋虫麻呂登場。
内容(「BOOK」データベースより)
ともに「柿本人麻呂歌集」を古代的な規範と仰ぎつつ、奈良朝の私家集群(「高橋虫麻呂歌集」「田辺福麻呂歌集」)を収める巻九と、出典未詳歌群を並べる第十とを収録。三大部立の巻九には、浦島子歌などの「伝説歌」で著名な高橋虫麻呂が本格的に登場する。巻十は四季分類と、詠題ごとの配列を併用。中国伝来の七夕伝説を詠む98首の大歌群には、万葉びと独特の七夕伝説が展開されている。
平家物語〈4〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
巻10から巻12,および「潅頂巻」を収録.後白河法皇は平家と和戦両様の構え(巻10).義経軍が屋島の平家を急襲,さらに壇ノ浦の海戦で平家を滅ぼす(巻11).後白河死去,頼朝は平家の残党を掃討し,意に背いた義経を追う(巻12).一門の菩提を弔う清盛の次女徳子(建礼門院)の生涯(潅頂巻).(全4冊完結)
内容(「BOOK」データベースより)
後白河法皇は平家と和戦両様の構え(巻十)、義経軍が屋島の平家を急襲、さらに壇ノ浦の海戦で平家を滅ぼす(巻十一)、後白河死去、頼朝は平家の残党を掃討し、意に背いた義経を追う(巻十二)、さらに、清盛の娘建礼門院の生涯を描いた「潅頂巻」を付して完結。
源氏物語〈巻10〉 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
千年の時を超えて描く男と女の愛の真実
瀬戸内寂聴の名訳で贈る大ヒット話題作
待望の新装版、巻十完結
宇治の山荘を訪ねた匂宮は、薫を装い浮舟と契る。2人の男の間で揺れ迷う浮舟は、苦悩の末に死を決意。入水を図るも果せず、助けた横川の僧都により受戒、出家する。生存を知った薫は便りを寄せるが、浮舟は拒絶し会おうとしない。大長編小説「源氏物語」54帖、圧巻の完結篇。
内容(「BOOK」データベースより)
宇治の山荘を訪ねた匂宮は、薫を装い浮舟と契る。二人の男の間で揺れ迷う浮舟は、苦悩の末に死を決意。入水を図るも果せず、助けた横川の僧都により受戒、出家する。生存を知った薫は便りを寄せるが、浮舟は拒絶し会おうとしない。大長編小説「源氏物語」五十四帖、圧巻の完結篇。
西鶴の感情 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
商都大坂に生きた町人、俳諧師・西鶴は、なぜ浮世草子「作者」となったのか。
「銀(かね)が銀をもうける」経済膨張の時代、虚構の業を通して「色」と「遊び」を、女と「世間」の実相を見つめた作家の稀有なる散文精神に迫る傑作評論。
廓とはマコトの通じぬ、ウソがかたまってできた世界だというのだが、そういう虚の世界だからこそ見えてくる「粋」という美遊もあった。ただしそれは、「世界の偽かたまつて」いるのは「廓」の内側に限ることなく、われわれの住む人間世界が同じように虚であるとの認識の前景である。西鶴の「美遊」は、ウソのかたまり虚のなかに辛うじて在りうる。近松の辞世には、「出自」という「実」へのこだわりが見えるのに、西鶴の辞世は自己の「実」人生を無視したがごときつれなさであり、個人的な伝記資料がほとんど残っていないのもそれと無関係でない。<本文より>
内容(「BOOK」データベースより)
商都大坂に生きた町人、俳諧師・西鶴は、なぜ浮世草子「作者」となったのか。「銀が銀をもうける」経済膨張の時代、虚構の業を通して「色」と「遊び」を、女と「世間」の実相を見つめた作家の稀有なる散文精神に迫る傑作評論。